ホーム

背中の痛み

背中の痛みは、肩や腰の痛みとはまた違った痛み方で、「なんともいえない重く鈍い痛み」という表現が適切かも知れません。

 

 

「寝ていたらよくなった」

「運動したらよくなった」

「マッサージや整体を受けてよくなった」

 

という方もいらっしゃれば、

 

 

「数日間、寝ていてもよくならない」

「マッサージや整体に通ってもよくならない」

「何かの病気ではないかと心配している」

 

このような方もいらっしゃると思います。

 

 

背中という場所が場所なだけに、何かの病気を心配される方は、下記を参考にしてください。

 

 

◎背中の“右側”に痛みを感じる場合の臓器:肝臓・胆のう

◎背中の“左側”に痛みを感じる場合の臓器:心臓・胃・すい臓

 

(注) 背中の痛みと共に内臓の調子が思わしくない場合や、これらの病気がご心配な方は医療機関で診察を受けてください

 

 

このページでは、背中痛に対する3つのポイントを書かせていただきます。

 

目次

・ 姿勢と背中痛

・ ギックリ腰とギックリ背中の違い

・ ストレスと背中痛

・ セルフケア

・ 最後に

ポイント その1

ヒトは、人類の進化の過程で四足歩行から二足歩行となり、それと同時に身体が受ける重力の影響は水平から垂直に変化してきました。

 

 

上のイラストの場合、頭にかかった重力が、背骨・骨盤・股関節・膝関節・足首で重力の影響を吸収せず、身体の前側を通りダイレクトに地面に向かっています。

 

 

このような姿勢では約6㌔あるとされる頭の重さを各関節でうまく分散できず、背中周辺の筋肉に負担がかかってしまいます。

 

 

見た目にも背中が丸く、よい姿勢とはいえません。

 

できる限り下のイラストのようによい姿勢を心がけましょう↓

ポイント その2

近年ギックリ腰と似たような、ギックリ背中と呼ばれる不調でお困りの方が急増中です。

 

あまり聞きなれない、呼び名だと思いますので、ご説明します。

 

 

ギックリ腰やギックリ背中は、病気(病名)ではなく、「突然、不意をつかれて急に痛くなったこと」という意味合いを持ち、ギックリ○○と呼ばれています。

 

 

ギックリ腰の特徴は、重たい物を持った瞬間や、くしゃみ等の動作で起きる急激な痛みです。

 

それに対して、ギックリ背中の特徴は、何の前触れもなく突然背中に痛みが走ります。

 

 

ギックリ背中で痛む箇所は、腰より少し上の辺りから肩甲骨までと広範囲に痛むケースがほとんどです。

 

 

主だった原因は、デスクワークなど長時間同じ姿勢でいることで筋肉が過緊張し、軽い肉離れを起こしているからだといわれています。

 

 

なぜ、同じ姿勢がつづくと、肉離れが起きるのかをご説明しましょう。

 

上のイラストのように、背中を丸めて長時間同じ姿勢をしている時は、背骨を支える「脊柱起立筋」と呼ばれる筋肉の集まりが、常に引き伸ばされた状態になります。

 

 

いつもの位置より引き伸ばされた脊柱起立筋は、「これは何事か!」と判断し、これ以上筋肉が伸びないように縮んで抵抗します

  

 

この状況になる前に、

 

・ 一日一回ラジオ体操を取り入れる

・ お仕事中なら一時間ごとに背筋を伸ばす習慣を作る

・ 休日にはウォーキングやヨガなど体を動かす習慣を作る

 

ことで、脊柱起立筋が縮んで抵抗する時間がへってきます。

 

 

でも...それらをせずに、今まで通りの姿勢をつづけると、その間ずっと脊柱起立筋は抵抗しつづけることになります。

 

 

この姿勢の習慣が、一日・一週間・一カ月と積み重なることで、脊柱起立筋は過労状態となり肉離れを引き起こしてしまいます。

 

 

その結果として、ギックリ背中や背中痛など背中の張りや痛みがでてくるのです。

 

 

このページでは、当院が一番推奨する、ラジオ体操の動画をご紹介いたします。

 

ポイント3

これは、背中痛だけではないかもしれないですが、「どこか内臓の病気ではないか?」という不安や、「背中まで手が届けば」という要望を満たすことができない時、私たちはストレスを感じています。 

 

 

ストレスを感じている時は、体のさまざまな器官を動かしている自律神経のバランスが乱れやすくなります

 

自律神経の詳しい説明はこちらをご覧ください→自律神経について

 

 

心配事や不安な事を解消されると、ストレスを感じることは少なくなってきますが、そうはいってもなかなか解消されないケースもあるでしょう。

 

 

そういったケースを想定して、このページでは、背中痛に対してのストレス対策をご紹介します。

 

 

それは、『呼吸』です。

 

 

「え?そんな普通のことで?」あなたは、そう思われたかも知れません。

 

 

でも、実は自律神経を自分の意思でコントロールできる“唯一”の方法が呼吸なのです。

 

 

よく、ヨガや太極拳などで腹式呼吸を教えられるのは、自律神経を副交感神経優位にして深いリラックスに入るためです。

 

 

この機会に常にではなくても、休憩時間・お手洗いの時・就寝前など、腹式呼吸を意識して行ってみてはいかがでしょうか? 

 

※色んな腹式呼吸の動画を拝見しましたが、こちらの先生の説明が分りやすいと思います

 

このページでは、背中痛に対する3つの知識をお伝えしてきました。

 

・ 姿勢

・ 体操

・ 呼吸

 

簡単にできそうと思う反面、むずかしいかも知れません。

 

 

たとえば、よい姿勢が長続きしない場合には、

 

・ 骨盤や背骨に歪みが生じている

・ 背中側の筋肉の緊張がかなり強い

 

可能性がございます。

 

 

深く呼吸をすることが難しい場合には、

 

・ 肩甲骨や肋骨の歪み

・ 横隔膜の緊張

 

が見受けられるかも知れません。

 

 

そういった意味でも、ご自身で思ったように背中の痛みがよくならない場合は、当院でなくても背中のメンテナンスや姿勢・呼吸について具体的なアドバイスがもらえる専門家に相談される方がいいと思います。

 

 

少しでも参考になったと思っていただければ幸いです。

 

 

さかい快福整体堂  

院長 市川 猛