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起立性調節障害(OD)起立性低血圧でお悩みの方へ

起立性調節障害と診断を受けて、辛い症状でお困りの方、もしくは親御様へ。

 

もう既に調べられて、ある程度知識がある方・今読んでいただいているページがはじめての方、それぞれいらっしゃることだと思います。

 

少しでも、あなたの疑問の答えになり、ご不安の解消につながれば幸いです。

目次

・起立性調節障害の診断基準

・当院の見解

・脳の疲労について

・自律神経の「乱れ」と「整える」について

・当院のアプローチ

・ある中学生との出会い

・よくあるご質問

起立性調節障害の診断基準

起立性調節障害の診断基準は、次の11症状のうち3つ以上に当てはまり、もうひとつのジャンルのいずれかに合致すると、起立性調節障害と診断されるようです。

 

【起立性調節障害の症状】

 

 1 立ちくらみやめまいがする

 2 起立時の気分不良や失神

 3 入浴時やイヤなことで気分不良を起こす

 4 動悸や息切れ

 5 朝なかなか起きれず午前中に調子を崩す

 6 顔色が青白い

 7 食欲不振

 8 腹痛

 9 倦怠感

10 頭痛

11 乗り物酔い

 

 

【起立性調節障害のサブタイトル】

 

1起立直後性低血圧

:起立直後に一過性の血圧低下があり、同時につよい立ちくらみと倦怠感を覚える

 

2体位性頻脈症候群

:起立時に血圧の低下はなく、頻脈とふらつき倦怠感頭痛などの症状がある

 

3神経調節性失神

:起立時に突然失神する

 

4遷延性起立性低血圧

:起立時の血圧反応は正常ですが、数分後に血圧が下降する

当院の見解

起立性調節障害は、

 

・成長期の急速な体の変化

・思春期における年頃の様々な葛藤

・情緒面が不安定

 

このようなことが関係し、

 

・脳の疲労

・自律神経の乱れ

・お気持ちに寄り添う

 

これら3つに対してアプローチが必要だと、当院では考えています。

脳の疲労について

私たちの身体は、栄養を吸収し老廃物を排出して、生命活動を行っています。

 

そこで大事なのが、身体の6割~7割を占める体液(血液やリンパ液など)の循環です。

 

その中でも、このページでは、脳の疲労や睡眠に深く関わる脳脊髄液について、ご紹介します。

脳脊髄液

脳脊髄液は、頭部の脳室と呼ばれる所で作られ、脳から骨盤まで循環し、脳や脊髄の中にある神経へ栄養を送り、老廃物を排出する役割を担っています。

 

 

この脳脊髄液は、最終的に血管系もしくはリンパ系に取り込まれる仕組みになっています。

 

そのことからも、血液・リンパ液につぐ、第3の循環系と呼ばれています。

 

 

脳脊髄液の循環が悪くなると、脳の機能低下を引き起こしてしまいます。

 

身体に出る不調としては、

 

・ 頭が重い

・ 目の奥が疲れる、重い

・ つかれた状態がつづく

・ 忘れっぽくなる

・ 考えることができなくなる

・ 眠りの質がわるくなる

 

このような不調が起きます。

 

 

また、脳は体重の2%の重量しかありませんが、エネルギーの消費量は、身体全体の20%も使うと言われています。

 

特に勉強熱心、習い事で忙しい方ほど、たくさんのエネルギーを使う分、脳にはしっかり休んでほしい所です。

 

そこで、第3の循環系である、脳脊髄液へのアプローチが鍵となる訳です。

自律神経の「乱れ」と「整える」について

普段、私たちが寝ている時、無意識で心臓や肺を動かし呼吸を行ってくれているのは、自律神経のおかげです。

 

 

自律神経は、2つの神経で構成されています。

 

◎ 交感神経 がんばる・緊張・ストレスを感じている時

◎ 副交感神経 休息・修復・リラックスしている時

 

このように、2つの神経がそれぞれの状況において、体の様々なバランスを保ちながら、私たちは生かされているのです。

 

 

では、自律神経の乱れの「乱れ」とは、一体どういう状態なのか?、日常生活でご説明させていただきます。

 

・勉強のし過ぎ(交感神経優位

・習い事が多い(交感神経優位

・遅くまでゲームをしている(交感神経優位

・精神的ストレスを抱え込んでいる(交換神経優位

・昼夜逆転に近い生活リズム(交感神経・副交感神経の切り替えが不規則

・だらだら過ごす日が多い(副交感神経優位

 

ここまで、何となくお分かりいただく程度で大丈夫です。

 

 

乱れの反対に、自律神経を整えるの「整える」とは、一体どういう状態なのか、ご説明させていただきます。

 

前述したように、自律神経は体の様々なバランスを保つように作用します。

 

 

自律神経が乱れている状態は、交感神経・副交感神経どちらかに偏ってしまっているため、逆のことを意識して行えば、おのずと自律神経は整ってきます

 

例をあげるとすれば...

 

・勉強のし過ぎ → ほどほどにして集中して行う

・習い事が多い → 習い事を減らす

・遅くまでゲームをしている → 寝る2時間前からはゲームをしないと決める

・精神的ストレスを抱え込んでいる → 悩みを誰かに話す

・昼夜逆転に近い生活リズム → 早寝早起きを心がける

・だらだら過ごす日が多い → 運動や熱中できる趣味を見つける

 

などです。

 

 

ただ、そうは言っても、勉強を止めさす訳にはいかないでしょうし、習い事を減らす訳にも行かないかも知れません。

 

そこは、各ご家庭それぞれの事情があるため、難しいところです。

 

そのような方にこそ、当院でなくても、体や心のサポートを受けていただきたいと思っています。

当院が行う、起立性調節障害でお困りの方へのアプローチ

当院では、起立性調節障害でお困りの方に、下記のサポートを行っています。

 

① 脳の疲労をケア

 

前述した脳脊髄液を、クラニオセラピーと呼ばれる施術で脳内の疲労物質を流していきます。

 

文章で見ると不安を感じられるかも知れませんが、頭に触れるだけの心地いいセラピーです。

 

リラックスされると、数分でウトウト眠られる方もいらっしゃいますよ。

 

② 首の筋肉をゆるめる

 

約7㌔の重さがある頭、その頭を支えている筋肉が首です。

 

首は、全身に張り巡らされている自律神経や、血管などが密集する繊細な箇所として知られています。

 

この首の筋肉を、指先・腕・反対の肩・鎖骨付近・背中など、真の原因(トリガーポイント)を見極めてゆるめていきます。

 

※トリガーポイントとは、筋肉のこりや痛みの原因が離れた箇所の筋肉にあることを示します

  

③ お気持ち面のケア

 

起立性調節障害の症状は、どれも辛いです。

 

ましてや多くの方が10代で、それらの症状を経験されると、気持ちが落ち込むと思います。

 

そこに、思春期特有のお悩みでストレスが蓄積される。

 

体と心は密接につながっていることを考えると、お気持ち面のケアは必要です。

 

 

当院では、ご希望の方に限り、傾聴スタイルでお悩みごとをお聞きしています。

 

・悩みを解決へ

・不安を安心へ

・心配を希望へ

 

どのようなことでも、心理カウンセラーの資格を有する院長が、あなたの気持ちに寄り添わせていただきます。

ある中学生との出会い

開院当初、親御さんに連れてこられたKくん(仮称)は、バスケットボール部に所属し、練習の疲れと勉強の疲れで、心身共に疲労が蓄積されていました。

 

 

私が感じたKくんの第一印象は、 姿勢が極度に悪く背中が丸まっている・表情に覇気がない・ 大人しすぎる、そのような印象でした。

 

 

14歳で整体という、何をしているのか分からない所に連れてこられたKくんは、はじめ私と話そうとしませんでした。

 

 

私が質問をしてみても、「はい」だけや「.....」と会話が途切れ途切れ。

 

 

「これは、まずい!」

 

 

親御さんの前ですと、言いたいことも言えないだろうと思い、私はKくんと一対一でカウンセリングと施術をしたい旨を、親御さんに伝えました。

 

 

一対一

 

 

バスケットボール用語である、マッチアップになってから、状況が一気に変わりました。

 

 

Kくんは、大人しく元気がなかったため、バスケのネタで笑わそうと思い、自虐的な私の体験を話しました。

 

 

すると、Kくんが笑ってくれました^^

 

 

これを機に、Kくんは通院する度に、悩みを打ち明けてくれました。

 

 

・ 朝起きれない

・ 授業に集中できない

・ 腹痛をよく起こす

・ 頭痛で悩む

・ 背が伸びない

・ 足が遅い

・ 体がだるい

 

ここでは差し控えますが、心の問題もございました。

 

 

当院が開院したての頃は、今のように忙しくなく、時間を割いてでもKくんの健康を取り戻して親御様に喜んでもらおうとサポートしました。

 

 

たとえば、

 

◎ 当院の目の前にある公園でダッシュ(走るのが早くなる)のコツをアイパッドで撮影し、Kくんに見てもらいアドバイスをする。

 

◎ ドリブルの様子をアイパッドで撮影しKくんに見てもらいアドバイスをする。

 

◎ NBAのスーパースターの動画を見てもらう。(これが一番楽しそうでした)

 

◎ 学校・部活・友達関係自宅での出来事をじっくり聞く。

 

 

お節介かもしれないと思いましたが、それこそ専属トレーナーやメンタルコーチのような関わり方をしていました。

 

 

なぜ、私がKくんにそこまでしたのか?

 

 

時間に余裕があったのもありますが、中学生の頃の自分とどこか似ている部分があったからです。

 

 

それは.....

 

「言いたいことを言えない」

 

つまり、「感情の抑圧」です。

 

 

約3カ月が経過し、夏休みを迎えました。

 

 

日に焼けたKくんの情は、成長もあるのでしょうが、精悍な顔つきになり体重も絞られてきました。

 

 

話すことばにも力がみなぎり、よく笑うようにもなりました。

 

 

当院の壁に、Kくんの伸長の記録を付けていたのですが、なんと!3㎝も伸びていたのにはビックリ!

 

 

Kくんと一緒に喜びあいました♪

 

 

夏休みが終わる頃になると、

 

・朝自分で起きれるようになった

・頭痛で困ることがかなり減った

・部活を楽しめるようになった

・走るのが早くなった

 

という、うれしい声をいただきました。

 

 

その後当院を卒業し、今頃は高校生活を楽しんでくれていると思っています。 

 

よくあるご質問

Q付き添いは可能ですか?

 

初回のヒアリング・お体のチェック時は、ご一緒で大丈夫です。

 

2回目以降からは整体に集中したいため、基本お断りをしています。

 

ただし、ご本人様が「誰かいてくれた方が安心」ということであれば、もちろん構いません。

 

ご本人様が一番安心できる形で、整体を受けてください。

 

Q 通えばよくなりますか?

 

思春期の方の場合は、まず私との信頼関係を結ぶことが大事だと思っています。

 

そのため、今読んでいただいているページや、他のページを読んでいただき、こういう先生なんだと事前に知っていただくとありがたいです。

 

よくなることについてですが、起立性調節障害は、成長期の急速な体の変化や、思春期における年頃の様々な葛藤が根底にあります。

 

人それぞれ抱えていらっしゃることや回復ペースもそれぞれのため、一概には言えないことをご理解くださいませ。

 

Q 次の整体までの間隔はどれくらいでしょうか?

 

A 初期の段階では週1回くらいお越しいただき、回復具合を見て間隔を空けてまいります。

 

整体の間隔については、ご都合に合わせて遠慮なくご相談ください。

 

Q 整体は痛みを伴いますか?

 

いいえ、そのような心配はございません。

 

あるとすれば、いた気持ちいい感覚です。

 

Q 整体後、しんどくなりませんか?

 

 整体の効果により、体が変化することでその変化に対応できず、一時的にだるさがでたりする方がまれにいらっしゃいます。(好転反応と呼びます)この反応は一時的なものですので、ご安心ください。

 

以上となります。

 

長文お読みいただき、ご苦労様でした。

 

おそらく、お子様の親御様が、このページを読んでくださったと思います。

 

あなたと同じように、子供を育てる父親として、親御様の気持ちを考えると、子供と変わってあげたい...

 

そう思いながら、体や心のケアをさせていただいております。

 

 

他の症状のページでは、「よろこびの体験談」というのを掲載しておりますが、起立性調節障害に限っては体験談の依頼を行っておりません。

 

その理由として、もし逆の立場で私が体験談を頼まれたら、子供のことを考えて断るからです。

 

もし、何かご不明な点やご質問がございましたら、下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。

 

 

あなたやあなたのお子様の体調が、少しでも早く楽になるように願いをこめて。

さかい快福整体堂 

院長 市川 猛

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