
痛みや不調・症状は、
「無理をしているよ~」
「使い方が間違っているよ~」
「疲労をとってほしいよ~」
このような、体からのSOS(サイン)です。
もし、体からのSOS(サイン)を放置されたり、間違った対処をされると、痛み・不調・症状から抜け出すことが難しくなるどころか、ひどくなる可能性がございます。
このブログでは、体の特徴(癖)を知る、というテーマでお伝えさせていただきます。
対処療法と根本療法

インターネットなどの情報で、対処療法(対処方法)・根本療法(根本治療)という言葉をよく見かけると思います。
この違いを、日常シーンで考えてみましょう。
■ 頭痛がおきる ■
・対処療法(対処方法)➡鎮痛剤を服用する・寝て過ごす
・根本療法(根本治療)➡睡眠の質を高める・首や肩をストレッチする・悩みや不安を解消する・整体を受ける、など
このような違いがございます。
もし、あなたが首こり(痛み)で困っているとしましょう。
その時に、
・対処療法
・根本療法
2通りの整体院があるとすれば、あなたはどちらを選択されますか?
■ 首こりで困る ■
対処療法(対処方法)➡首をマッサージする・首を矯正する・首をストレッチする
根本療法(根本治療)➡腕をほぐす・手をほぐす・猫背を矯正する
おそらく根本療法を選択されると思うのです。
ただ、誤解をしていただきたくないのは、頭痛がおきた時の鎮痛剤が悪いでもことでもなく、首こりでお困りの時に首のマッサージを受けられることが悪いことではありません。
なぜなら、それらの方法でも楽になるからです。
しかし、その「楽」が一時的のような気がする・よく再発するようであれば、根本療法という手段をお考えされてみてはいかがですか?というご提案です。
さかい快福整体堂では施術前のカウンセリング、お体の検査を重視しています
100人いれば100通りのお顔や性格があるように、たとえ同じ症状でも、人それぞれ原因や辛さは異なります。
さかい快福整体堂では、あなたの大切なお体を施術させていただく前に、しっかりと時間をかけて症状の辛さやご要望を聞かせていただきます。
そして原因を特定させるために、こと細かくお体の検査をしたうえで、お客さまに分かりやすくご説明させていただきます。
今日のブログでは、首こりと頭痛を事例として書いたため、どんな検査をするのかご説明いたします。
【首こり整体の検査項目】
①手や腕の筋肉の固さを左右で比較
きき腕と反対側の腕では、筋肉の固さ(疲れ)が異なります。
それぞれの固い箇所が首こりと関係しているため、こと細かく手や腕の筋肉の固さを検査します。
②鎖骨下筋・大胸筋の固さを左右で比較
腕の使用頻度に伴い、鎖骨下筋・大胸筋も固くなります。
経験上、固い側の首の筋肉がこっているケースが多いです
③後頭部のつけ根(頭から首に変わる箇所)の筋肉のこりを検査
筋肉は、骨から(起始)骨へ付着(停止)します。
首の筋肉の起始部である、後頭部のつけ根の筋肉を検査いたします
④猫背(姿勢)チェック
体の中心軸よりも、頭(お顔)が前に出る姿勢では、首の筋肉に負担がかかります(約8㌔ある頭を首や肩の筋肉で支えるため)
⑤生活習慣のヒアリング
首がこりやすい姿勢をされているかどうか、ヒアリングさせていただきます。
以上をした上で、最適な施術につなげてまいります。
【頭痛整体の検査項目】
※首こりの検査と重複している項目は、説明文を省略いたします。
①手や腕の筋肉の固さを左右で比較
②鎖骨下筋・大胸筋の固さを左右で比較
③後頭部のつけ根(頭から首に変わる箇所)の筋肉のこりを検査
④脳の疲労度を検査
脳には、脳専用の体液(脳脊髄液)が循環しています。
脳脊髄液の循環が悪くなると、頭に関係する不調(このブログでいうところの頭痛)が起きやすくなります。
どんな検査内容かといいますと、頭の大きさをお客さま自身に計っていただいたり(しっかり説明させていただきます)私の方で頭の重さをチェックさせていただきます。
検査も施術も完全無痛ですので、どうぞご安心ください。
⑤頭の関節(縫合)を検査
関節と聞くと、肘や膝のように曲がるイメージをされるかもしれません。
頭の場合は曲がるような関節ではなく、洋服の縫い目のような関節であり、これを縫合と呼びます。
この縫合に歪みがあるかどうかを検査いたします。
検査や施術は、ヘッドマッサージのような心地いいものです。
⑥猫背(姿勢)チェック
⑦生活習慣のヒアリング
・睡眠の質はどうか
・首や肩に対するケアはどうされているのか
・悩みや不安を抱えられているか
・鎮痛剤の服用で頭痛が収まるか、あまり効果がないか
以上をした上で、最適な施術につなげてまいります。
自分の体の特徴(癖)が分れば、安心。

最終的に、自分の体を守るのは自分です。
ですが、私も含めて自分の体の特徴(癖)は自分では分りにくいものです。
特に困っていない時は、自分の体の特徴を知る必要はないかも知れませんが、
「再発しにくい体質を目指したい」
「自分に合った効率的な体操やストレッチを知りたい」
「痛みや不調を感じながら仕事や家事をしたくない」
このような方には、 自分の体の特徴を知る必要があるのではないか?と思います。
さいごまで読んでくださって、ありがとうございました。
さかい快福整体堂
市川 猛
【関連ページ】
・首こり
・頭痛