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パニック障害克服プログラム
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今日のブログは、パニック障害の克服方法を1つ、お伝えいたします。
先に結論から申し上げると、目的に対する意識のハードルを下げることです。
たとえば、
「毎日、掃除機をかけなくては」
「自分の仕事くらいは責任をもって行わないと」
「早く治さないと、みんなに迷惑をかける」
など、このような考えは、無意識に自分をしんどくさせてしまっています。
身体症状・予期不安・広場恐怖などで心身がつらい時だからこそ、がんばってしまう気持ちは私も経験しているため分からないでもないです。
しかし、私の場合、その無意識のがんばりが結果的にパニック障害を長引かせてしまいました。
あなたには、過去の私のようにパニック障害を長引かせたくありません。
目的に対する意識のハードルを下げることについて、もう少し説明しますね。
同じ行動でも、それを遂行するための意識は、人それぞれ異なると思います。
その意識を跳び箱の段で数値化してみると、現状を把握することができます。
あなたも、実際に数値化してみましょう。
先ほどの、
「毎日、掃除機をかけなくては」
「自分の仕事くらいは責任をもって行わないと」
「早く治さないと、みんなに迷惑をかける」
の中で当てはまることに対して、段数を決めください。
(例)「早く治さないと、みんなに迷惑をかける」18段
あなたは、6段でしょうか?
15段でしょうか?
それとも23段でしょうか?
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では、今の段数から1つか2つ段数を減らすと、少しでも跳びやすくなりそうですか?
(例)「早く治さないと、みんなに迷惑をかける」18段 ➡16段
少しでも、「お、これは飛べるかも」と思えたらOKです。
それで、実際に跳び箱を跳べても跳べなくてもOK。チャレンジしたことを評価します。
この数値化を応用し、前述した目的に対する意識のハードルを下げて行動しやすくしてみますね。
●「毎日、掃除機をかけなくては」
➡「週2日は、掃除機をかけないでおこう」
●「自分の仕事くらいは責任をもって行わないと」
➡「手がいっぱいの時は誰かに助けてもらおう、今度手がいっぱいの人を手助けしよう」
●「早く治さないと、みんなに迷惑をかける」
➡「自分の体は自分にしか分からない、マイペースで治していこう」
無理は禁物です。
少しでもいいですから、気持ちが楽になれることを考えましょう。
それができるようになるために、目的に対する意識のハードルを下げてみてください。
他人優先ではなく、自分ファーストで♪
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市川 猛