
今日のブログテーマは、免疫力アップです。
参考文献として、新潟大学大学院医学部教授の安保 徹先生の著書「安保 徹の病気にならない免疫のしくみ」を参考に、書かせていただきます。
【参考書籍】
著者:安保 徹
・病気にならない免疫のしくみ
まず、免疫とは何か?からご説明いたします。
私たちの体は、菌やウイルス(抗原)に攻撃されると、抗原の作用を抑えるたんぱく質(抗体)を作り出したり、白血球を防衛にあたらせたりして、病気にならないように対抗をします。
つまり、人間は免疫系というシステムによって、自分の体を日々守っているのです。
体温が1度下がれば免疫力は30%ダウン

免疫力を上げるために欠かせないことは、体温を上げることです。
医学博士の石原結實先生の書籍も、ご紹介させていただきます。
【参考書籍】
著者:石原 結實
・体温を上げて体すっきり!もっと健康
食事や入浴など、さまざまな体温を上げる方法の中でも、このブログでは「運動」で体温を上げて免疫力アップを目指す方法をご紹介いたします。
同じように体を動かすにしても、免疫力アップという視点で考えると意外な発見がありました。
それが、きき側の反対側から動き出すことです。
きき側と反対側の違いを、一緒に考えてみましょう。
あなたは発熱をした時、体温を計ってみると右側と左側で違う。
そんな経験はございませんか?
私は右効きですので、右側で体温を計ると左側よりも多少高いです。
そうなる理由は、きき側(右)を日常的によく動かしているから体温が高くなるようです。
・きき側(体温が高い)
・反対側(体温が低い)
を
・きき側(体温が高い)
・反対側(体温が高い)
の状態になることが、理想です。
自分でできる免疫力アップの方法「きき側の反対」から動き出す。

体温を上げる方法として、「きき側」ではなく「反対側」の体を意識してよく動かせば、体全体の温度が高まります。
たとえば、
・きき側の反対の足から歩き始める
・きき側の反対の足から階段を上る
ちなみに、エスカレーターやエレベーターを極力使用しない(足腰の筋肉を使う)ことも、結果的に免疫力アップにつながります
・きき側の反対の手でバックを持つ
・きき側の反対の腕を意識して使う
もちろん、できる日常シーンとできない日常シーンがあると思います。
それでも、この機会に日常のさまざまな動作の時に、きき側ではなく「反対側」の手足を動かしてみませんか?
安保先生の教えを伝える使命感

【参考書籍】
著者:安保 徹
病気にならない免疫のしくみ
では、今日お伝えした内容以外にも、体操・食事・入浴・呼吸・姿勢・自律神経・爪もみ療法など、たくさんのセフルケア。
図解入りで免疫のシステムや、病気にならない生活など、計223ページにも及ぶ免疫情報が掲載されています。
1家に1冊とまではいいませんが、免疫学の第一人者である安保先生の教えを知っていただく機会だと思います。
もし、読書が苦手な方・要点だけを知りたい方・何かご質問がある方は、お気軽にご相談ください。
さいごまで読んでくださって、ありがとうございました。
さかい快福整体堂
市川 猛