堺市生まれの女性日本画家 島成園の「祭りのよそおい」を観て。

島成園「まつりのあと」という作品のポストカード

【過去の記事を再編集しております】

写真は、昨年難波の高島屋で大正~昭和初期~中期の日本画を観に行った際、
一番印象に残った島成園「まつりのあと」という作品のポストカードです。

右の少女と左の3人の少女の服装が違うのが観て取れます(色や帯・履物・髪結い等)

ここから私なりの見方(想像)ですけど、書かせて頂きますね。

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右の少女は祭りの日を楽しみにしておりました。

そんな様子を親御さんも知っておりまして「○ちゃん、気を付けて行ってらっしゃい」と送りだしますが、内心は心配と言いますか・・・

うまく文章で表現出来ないですけど「○○ちゃんが楽しんでくれたら」という想いで送りだしたと想像しました。

少女は左の3人組の輪に入って「遊びたい・祭りを楽しみたい」
でも入れない・・・

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右足一歩(半歩)を踏み出せない「間」がそれを物語っています。
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で、左の3人組の真ん中の子が右の少女を見ながら微笑んでおりますけど
その頬笑みをどう捉えるかが「絵」の楽しみ方なのでしょう。

私は左の真ん中の子をこう想像しました。。。

「あ、あの子○○ちゃんだわ、前から○○ちゃんとお話をしたいと思っていたけど、どうしても行けないのごめんね・・」

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祭りも終わり、右の子も家に帰りますけど夕飯の用意をしていたお母さんが表情を読み取り

心の中で「寂しい想いをさせてごめんなさい」と思いながら微笑んで少女を迎えます。

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月日が経ち、お互い友達になりたいと思っていた少女達が後に当時の色んな意味での「環境」の壁を乗り越えて大親友と成る。

ちょっと自分で書いていても泣けてくるのですが
右の少女の気持ちが凄く分かりますし、親御さんの気持ちも分かります。

どこの家族にもある色々な環境が絵画を通じて投影されるのが
美術の楽しみ方なのでしょう。。。

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後にネットで調べて分かったのですが、明治25年に堺市熊野町で生まれた女性の方でしたので、是非皆さまにも知って頂きたいので今回ブログでご紹介させて頂きました。

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ご参考までウィキペディアより➔島成園
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私、日本画だけを観に行ったのはこの日が初めてでして、観に行くきかけは
さかい快福整体堂をご利用頂く方との会話の中でです。

「40歳になったし日本の文化をもっと知りたい!」と思うようになり
日本画・版画・浮世絵・そして歌舞伎と趣味が増えて行きました^^

お陰さまで日本画や美術に興味のある方と、時間がある時にお話をさせて頂き楽しみながらも勉強をさせて頂いております^^

以前書かせて頂いた歌舞伎もの記事はこちらです。
七月大歌舞伎を観て

いかがでしたでしょうか?
中々貴重な体験をしているでしょ^^

元気なあなたの笑顔を喜んでくれるのは誰ですか?

さかい快福整体堂の市川がお届け致しました^^

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