
Q はじめまして。ホームページを拝見しました。
自律神経失調症の改善に深呼吸がよいと知り、深呼吸をしてみるのですが、息を長く吐く時にしんどくなります。
うまく吐けないと言いますか、何度も続けることができません。
なぜ深呼吸が自律神経失調症の改善に有効なのか?
また深呼吸のコツを聞かせてください。
よろしくお願い致します。
ご返信
こんにちは。
さかい快福整体堂の市川です。
ご質問にお答えします。
A 自律神経失調症の改善に深呼吸がよい理由は、自律神経を自分の意思でコントロールできる唯一の方法が『呼吸』だからです。
私たちが行っている呼吸の回数は、1日で約2万回。
1回の呼吸は、たった数秒で終わってしまう動作ですが、呼吸によって体に必要な酸素を取り入れて、活動するためのエネルギーを生み出しています。
呼吸には、2種類ございます。
・胸式呼吸・・・交感神経支配
・腹式呼吸・・・副交感神経支配
※自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されています
よく、ヨガや太極拳などで腹式呼吸を教えられるのは、自律神経を副交感神経優位にして深いリラックスに入るためです。
質問者さんが、おっしゃるように「息を長く吐く時にしんどくなる」場合は、もしかすると肋骨・肩甲骨・横隔膜など、構造上の問題があるかも知れません。
今現在、質問者さんにとってしんどいと思われるのなら、しんどくならない程度で深呼吸をおこなってみてください。
そして、
「気持ちいいなぁ」
「自律神経が整う」
「眠たくなってきたかも」
など、イメージすることができればベストです。
目安時間は、3分から5分。
日々体調の変化を観察してください。
もし、3週間経過をしても体調に変化がないようであれば、再度ご質問をしていただくか、お近くの専門家を訪ねてみることをご検討ください。
少しでも参考になれば幸いです。
さかい快福整体堂
市川 猛